借地人からの相談 

借地権は売れるのか?相場の考え方と実務上の注意点を解説

借地権は売れるのかお悩みではありませんか?

「借地権って売れるの?」
「普通の不動産と違って難しそう…」
「いくらくらいで売れるのか知りたい」

このようなご相談は非常に多くあります。

結論から言うと👇

借地権は売却可能です。
ただし、通常の不動産とは異なり法律・契約・関係性が強く影響する不動産です。


借地権とは何か(実務的な理解)

借地権とは、
土地を借りて建物を所有する権利です。

  • 土地 → 地主
  • 建物 → 借地人

👉
この構造のため、売却時には

地主の承諾や契約条件が大きく関係する

という点が重要です。


借地権はなぜ売れるのか?

一見特殊ですが、一定の需要があります。

  • 所有権より価格が安い
  • 住宅として利用できる
  • 投資対象としての需要

👉
ただし実務では👇

「誰に売るか」で難易度が大きく変わる


借地権の相場の考え方

一般的な目安は👇

更地価格 × 借地権割合(60〜70%前後)


ただし実務ではこの通りにならない

ここが重要です。

借地の実務では👇

価格は単純な計算ではなく“個別条件の積み上げ”で決まる

となります。


実務で価格が大きく変わるポイント

✔ 地主の承諾の有無

借地権の譲渡には地主の承諾が必要なケースが多く、

👉承諾の条件(承諾料など)によって価格が変動

✔ 契約内容・残存期間

  • 更新条件(更新料の額、その他諸条件)
  • 契約期間(新規なのか残存なのか)

👉残り期間が短いと評価は下がる(残存の場合)

✔ 地代の水準

  • 高い → 買い手減少
  • 適正 → 売却しやすい

✔ 借地人と地主の関係

実務ではここがかなり重要です。

👉関係が悪いと売却自体が難しくなるケースもある


借地権売却の実務的な考え方

借地は「法律問題」ではなく「調整・交渉の実務」です。

つまり👇

  • 法律だけでは解決しない
  • 条件調整・交渉が前提
  • ケースごとに対応が違う

このため、一般の不動産売買とは全く別の進め方が必要になります。


借地権を売却する方法

① 第三者に売却

  • 一般的な方法
  • 投資家・業者が中心

② 地主に売却

  • スムーズになりやすい
  • 条件交渉がポイント

③ 底地と同時売却

  • 借地権+底地を一本化
  • 完全所有として売却

👉最も高値が狙える方法


借地権売却でよくある失敗(実務)

❌ 相場だけで判断する

→ 個別条件を無視してしまう。相続税路線価だけで価格を決めてしまう。

❌ 地主対応を軽視する

→ 売却が止まる。

❌ 通常の不動産と同じ感覚で進める

→ 進まない・価格が下がる。レインズやスーモ、アットホーム等だけではなかなか決まりません。

借地は👇「個別対応型」の不動産です。


【解決事例】借地権を売却できたケース

  • 状況:借地権付き建物に住んでいた母親が亡くなった。相続人は既に他に住まいがあるため、不要となったので、処分したい。大手不動産会社での査定額で販売できないものか。地主との関係は希薄で、売却すること自体まだ話していない。
  • 問題:売却困難。借地面積が広く、地代が高い。建物の老朽化も進んでおり一般エンドユーザーの購入は極めて厳しい。地主は抵当権設定承諾については拒否している。住宅ローンを使用することが難しい。
  • 対応:地主への売却で進める。
  • 結果:諸条件の調整が難しかったが、約4か月で地主が購入することとなった。

👉実務的に進めることで売却は十分可能です


まとめ|借地権は売れるが“進め方”が全て

借地権は👇

  • 売却可能
  • ただし難易度は高い

そして重要なのは、価格よりも「戦略と交渉」で結果が決まる


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