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会社立ち上げて1件目の引渡しが終わりました。

4月末に会社立上げてから初めて物件のお引渡しをすることができました。今までで一番嬉しかった契約・引渡しです。今まで私は大手不動産仲介会社に勤務していたこともあり、1年間でくらい相当数の契約・決済手続きをしておりましたが、今回は会社設立からの初契約でした。契約に向けて準備することはわ

借地権の相続について

 借地権を相続した場合に、相続人は名義変更料を支払う必要はありません。ただし、相続人が確定した時点で早期に地主に報告をすることが必要です。お問合せの内容 借地人の父親が亡くなったので、相続人の息子が地主に報告に行ったところ、名義が変わったので、名義変更料を要求されました。支払う必要

親が住んでいる借地権付戸建ての底地を息子が購入する場合

 借地人以外が底地を買う場合は贈与税に気を付けないといけない。すみやかに「借地権者の地位に変更がない旨の申出書」を提出していただくことになります。借地権の場合は、税務も複雑ですのでよく調べる必要があります。借地人からの問い合わせ 地主に相続が発生し、借地人の息子が底地を購入しようと

底地の売却を検討しています。

 底地を借地人以外の第三者へ売却するのは、最終手段と考えた方がよいと思います。借地人へ売却するか、相続税の物納に充当できないかよく検討する必要があります。地主が高齢となって管理していくのが煩わしい 地主からの問い合わせです。底地を売却したいと考えております。地主自身が高齢になってき

借地非訟事件とは

 借地権で非訟事件にできる内容は限られています。抵当権設定承諾や更新については非訟事件とすることはできません。建替えしたいのですが、承諾してもらえません 借地人からの問い合わせです。借地人が建替えをしようと地主に相談をしたところ、建替えについて断られてしまいました。地主は建替え及び

借地権の更新拒絶をする場合の正当事由について

 更新拒絶の正当事由は裁判でも認められるケースは少ないですが、借地人の状況にもよります。一度ご相談ください。2年後に更新となりますが、更新を拒絶したい 地主からの相談です。2年後に更新時期が到来する借地人の土地の立地が良いので、地主の息子夫婦がそこに住みたいと言っています。すでに5

定期建物賃貸借とは?

 私の友人が定期借家で不動産を賃貸に出そうということでしたので、定期借家について書きました。 定期建物賃貸借で建物を賃貸する場合は、厳格に法に則って手続きをすることが重要です。2000年3月に施行された制度ですが、裁判所の判例等をよく知らず、不慣れな不動産会社に任せてしまうと退去の際に揉め

適正な地代とは?

 地代は、地主と借地人で取り決めますが、値上げ・又は値下げを要求する場合は、しっかりとした根拠を示して提示しなければ、トラブルとなります。地代の値上げをしたい 地主から問い合わせがありました。地主が、借地権の更新と同時に地代の値上げ(25,000円→40,000円)を借地人に伝えた

更新料の支払いはしたくない

 更新料は借地人と地主の間で決めるものであって、契約書に記載がなければ支払う必要はありませんが、慣習的に支払う地域であれば、借地人は更新料を支払った方が今後のためによい。また地主は更新料について借地契約書に記載しないとトラブルの原因になります。更新料を請求されています。 借地人から

借地権の更新について

 旧借地法の更新は、一般的に木造であれば20年、RC造などの堅固建物であれば30年で更新されます。現行の借地借家法は、木造やRC造などの区別はなく、当初30年、1回目の更新時は20年、その後は10年の更新となります。地主から次回の更新は10年と言われてしまいました。 借地人からのご

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