BLOG

特定空家と管理不全空家について

先日参加した研修にて、空家問題についてお話がありました。大きな社会問題となっておりますよね。空家は社会問題となっております。現在、空家は日本全国で約900万戸もあるといわれており、これは日本の全住宅の約13.8%にも占めているそうです。10件に1件以上が空家です。そして空家が一番多

相続土地国庫帰属制度について

相続した土地について悩まれているという方からお問合せがありました。郊外の土地のため管理するのも煩わしいので、相続土地国庫帰属制度を利用しようか考えております。相続土地国庫帰属制度とは相続又は遺贈(相続人に対する遺贈に限る)により取得した土地を手放し、国庫に帰属させることができる制度

相続登記の義務化について

先日、不動産協会の研修にて相続登記の義務化についてのお話がありました。相続登記が義務化される背景は、災害時の復旧等において大きな妨げとなるから令和5年1月1日に能登半島地震があったように、日本では、いつどこで大きな災害が起きてもおかしくありません。災害が起きてしまうことは致し方ない

借地の転貸借とは?

借地人からのお問合せ 借地権付きの戸建に住んでおりますが、仕事の都合上、引越しをしなければなりません。現在の住まいは、地主との関係も良好でいずれ戻ってこようと考えております。戸建を一時的に賃貸したいと考えておりますが、これは借地権の転貸にあたるのでしょうか。回答 借地権の転

親子間の土地の使用貸借を終了させたいが、どうすればよいか。

 両親が土地、子がその土地上に建物を所有し築30年の木造家屋に居住しておりますが、長男が使用貸借にした際の約束を守らないので、使用貸借を解除したいという問い合わせがありました。問い合わせの内容 土地を貸している両親からの問い合わせで、現在都内の土地を所有しており、そこに長男が一戸建

会社立ち上げて1件目の引渡しが終わりました。

4月末に会社立上げてから初めて物件のお引渡しをすることができました。今までで一番嬉しかった契約・引渡しです。今まで私は大手不動産仲介会社に勤務していたこともあり、1年間でくらい相当数の契約・決済手続きをしておりましたが、今回は会社設立からの初契約でした。契約に向けて準備することはわ

借地権の相続について

 借地権を相続した場合に、相続人は名義変更料を支払う必要はありません。ただし、相続人が確定した時点で早期に地主に報告をすることが必要です。お問合せの内容 借地人の父親が亡くなったので、相続人の息子が地主に報告に行ったところ、名義が変わったので、名義変更料を要求されました。支払う必要

親が住んでいる借地権付戸建ての底地を息子が購入する場合

 借地人以外が底地を買う場合は贈与税に気を付けないといけない。すみやかに「借地権者の地位に変更がない旨の申出書」を提出していただくことになります。借地権の場合は、税務も複雑ですのでよく調べる必要があります。借地人からの問い合わせ 地主に相続が発生し、借地人の息子が底地を購入しようと

底地の売却を検討しています。

 底地を借地人以外の第三者へ売却するのは、最終手段と考えた方がよいと思います。借地人へ売却するか、相続税の物納に充当できないかよく検討する必要があります。地主が高齢となって管理していくのが煩わしい 地主からの問い合わせです。底地を売却したいと考えております。地主自身が高齢になってき

借地非訟事件とは

 借地権で非訟事件にできる内容は限られています。抵当権設定承諾や更新については非訟事件とすることはできません。建替えしたいのですが、承諾してもらえません 借地人からの問い合わせです。借地人が建替えをしようと地主に相談をしたところ、建替えについて断られてしまいました。地主は建替え及び

TOP