4月末に会社立上げてから初めて物件のお引渡しをすることができました。
今までで一番嬉しかった契約・引渡しです。
今まで私は大手不動産仲介会社に勤務していたこともあり、1年間でくらい相当数の契約・決済手続きをしておりましたが、今回は会社設立からの初契約でした。契約に向けて準備することはわかっていたのですが、契約書などはもちろん、他の書類についてもすべて自分で作成しなければならず、てんやわんやしておりました。
お客様は私の弟の友人で、お子様の通学利便性を考えて住み替えで、まず物件購入のお手伝いをさせていただきました。スムーズに住み替え先を見つけることができて、売主様へ購入申し込みを入れたのですが、数日後他社からも同じ物件に対し「現金購入」で購入したいという話が入ってきてしまいました。何とか売主様に交渉し、優先的に私のお客様で進めていただけることなったのですが、私のお客様は住宅ローンの事前審査の仮承認がすぐにおりず、私は仮承認まではろくに眠ることができなかったです。仲介営業を長年やっているとよくあることですが、なぜか「同じ物件に購入申し込みが殺到する」(笑)事象がおこります。
何とか契約~決済までを無事に済ませることができ、今は新居で新生活を送られているのですが、売却物件(買い替えのため)の打合せをして、雑談をしていた時に、お客様から「非常に気に入っており、快適に過ごしております。ありがとうございました。」とおっしゃっていただきました。その時、その言葉がダイレクトに私に伝わってきて、非常に嬉しい気持ちになりました。
以前サラリーマンであったときは、契約後にお客様から「◎◎◎◎株式会社の岩下さんのおかげ」とお声がけいただき、当然嬉しかったのですが、今回は会社というフィルターなしでお客様の言葉をいただくことができましたので、何倍も心に響きました。そして自然とますますやる気が起こりました。不動産仲介は多額の仲介手数料をいただくのですが、それでも感謝されるというのはなかなかない仕事です。「やってて良かった」と今更ながら思います。
まだまだ、スタートしたばかりで課題は多々ありますが、1つずつクリアをして、自己研鑽し、会社と私がともに成長できるよう尽力していきたいと思います。